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結婚する利点が少なすぎて結婚したくない人が増加?
未婚率の増加がニュースで聞かれる機会が増えてきました。実際のデータはどうなっているのか、結婚する率が下がったとしたら理由は何なのか、結婚に魅力が無いのか何かしら原因があるはずです。
対して既に結婚している夫婦の実情を調べると結婚生活に不満を持っている人ばかりではありません。結婚率が下がった原因は何なのか、結婚生活の実態はどうなのかについて探ります。
未婚率はデータからも少しずつ確実に増加している

©総務省

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国税調査ソースなので最新数値が2015年ですが1960年と2015年の比較で未婚率の変化を見る事が出来ます。2010年~2015年がほぼ横ばいなので最終2015年数値で安定し始めていますが、1960年と2015年では変動が大きくなっています。結婚適齢期と言われる年齢が1960年と2015年では社会環境が変わった事もありますが、10代~40歳までの平均である30歳~35歳までの年代を比較してみると1960年の結婚率と、2015年の結婚率に変化があります。
- 女性は9割結婚していたのが7割以下に
- 男性は9割結婚していたのが5割以下に
ここで30歳~35歳の9割の男女が結婚していた時代1960年代の社会というのを振り返ると、現在の社会情勢とは異なる点が多くある事がわかります。なので同じ感覚で比較する事は出来ないと感じます。1960年代は現在のような高齢化社会に向かっていく初動の時期となります。まだ若い世代が多く社会不安は大きく無かった状況でした。
現在は高齢化社会となってきて今後も高齢世代が増えていく事になります。同時に高度成長時代で活気がありました。少子化問題もまだ社会問題化していない時期です。
1960年代はこの後にやってくる第二次ベビーブーム(1970年前後)にも到達していない時期で社会全体が働けば儲かる、将来の不安が少なく、日本が今後ずっと成長するのではないかという印象を持っていた人が多かった時代です。
日本人の平均寿命も変動して伸びてきた

結婚を考える時に年齢も大きな要素ですよね、その結果が数字にも表れていて年齢が10代~20代の未婚率が高く、30代で減り、40代ではもっと減ります。年齢的に高くなってくると結婚を早くしなければという気持ちが加わります。これには出産を考える人にとっては大きな要素と言われますが平均寿命の推移も無視できない要素です。
- 1960年の男性平均寿命65.32歳
- 1960年の女性の平均寿命70.19歳
- 2021年の男性の平均寿命81.64歳
- 2021年の女性の平均寿命87.74歳
結婚の内容は基本的な部分は1960年も2021年も全く違ったものとは言い切れず夫婦となって生活すること自体は様式や家電、社会の働き方等は変わったとはいえ基本は結婚というのは同じものですが、人が生きられる寿命の平均が男性だと1960年では65歳だったのが今年は81歳を超えています。
平均なのでこれ以上長生きする人も大勢います。まして昨今の男性は若々しい人も多く60代は全然若い人も多く社会で活躍している人も居ます。
1960年には60歳になると人生の終わりが近いと考えていたとすると、結婚をする年齢も早くなるのも必然だったと考えられます。寿命が20年ほど伸びたので、結婚が10年~20年遅れても問題ないと考えるのは自然かもしれません。
2021年結婚をしない理由・晩婚化の理由

国税調査での最新の未婚率を30代後半で見ると男女混合で3割程度。10人に7人が40歳になる前に結婚しています。未婚率は3割程度です。多くが40歳までに結婚している事になります。残りの3割はどういう理由で結婚していないかを調査するとSNS・各社アンケートから重複しているのが
- 結婚したい相手が見つかっていない
- 生涯独身で生きていきたいと思う
- 結婚しても経済面で不安がある
- 仕事・健康などに問題を抱えている
- 相手はいるが相手が了承しない
最も多い意見は「相手に適性な人が居ない」「出会いが無い」が複数、最近増えてきているのが独身のままで一人で生涯生きる事を決めているという人達です。その他仕事で不安がある、健康不安を抱えている、付き合っている相手がいるけれど結婚をしてくれないといった事情で結婚をしていません。
結婚は恋人として付き合う事よりハードルが高いと感じる事、結婚すると独身時期より自由さが無くなるという気持ちを抱く人も多いのでそれぞれの考え、状況から未婚のままでいる事のようです。
結婚生活は苦痛が多いの?幸福度は向上しない?

結婚生活を始めると一人で過ごす時間は確実に減ってしまうというイメージが大きいと答える人が多い中で、結婚生活をしても時間は取れるし十分満足しているという既婚者もいます。
既婚の人達のSNS・コメント・企業アンケートを見ると結婚後の生活も人によって全然違っている事がわかります。


恋人時期から相性が良くてそのまま結婚したカップルの意見は総じて結婚する事で何かが大きく変わったという事は少なく、恋人時代の延長線上に結婚生活があるという感じですね。結婚すると何もかもが変わってしまうというイメージではないようです。
結婚で感じるマイナス面は何がある?

結婚での利点がありますがマイナス面はどういうものが多いのかを調べると以下のような意見があります。マイナス面に関しては個別にかなり細かく感じる部分が違う印象です。


結婚して困る事で多かったのが金銭面です。家計は家庭によって違っていて共働きの家庭では妻の収入で生活をして夫が月に10万円入れるとか、互いの収入を全てまとめて妻や夫が管理するとかバラバラ。
昔の生活の情報を調べると夫の給料を家庭に入れて妻がやりくりするというのが多かったようですが現代は多様性が出ています。好きなものを勝手に買えないというのは昔も今も変わっていないようです。
ただ、個人差が大きく趣味にお金を使わせてくれる家庭、全く使わせてくれない家庭と様々でパートナーの考えでかなり変わってくる印象です。
結婚する利点と感じる事まとめ

結婚をして10年以内の夫婦で結婚後に感じる「幸福」について調べると重複するコメントがあります。結婚生活の利点でもあると思われるので抜粋すると
- 二人で働くと2倍の収入を得られて経済的
- トラブルが起こった時に安心感がある
- メンタルが下がった時に慰められる
- 子供が出来て家族感を実感して幸福
- 寝る時に一緒に寝られる幸せ
- 好きな人の妻になれる幸福感
- 好きな人の夫になれる幸福感
- 家賃・食費等が別々より安くなった
- 一緒に歳を重ねていく喜びがある
- 相手を探したり面倒な恋愛をしなくて良い
結婚を否定する人の中には恋愛と結婚は違うという意見も見ますが結婚した人達は恋愛の延長で結婚している人も一定数いて、同時に経済面での利点を挙げています。一緒に生活して一緒に働く世帯が多い現代では収入面でも有利な面があるようです。
同時に平常時は独身でも感じにくい事が、トラブルが発生したり病気になった時に結婚しているとメンタル面で大きな力になってくれるという意見も複数あります。日々の仕事が終わって自宅に帰るとパートナーが待っている、一緒に寝る事で落ち着いていられるといった精神面の安定、満足感を挙げる人も多くいます。
結婚をしている人達の意見を見ていると結婚も良いものかもしれないと思いますね。マイナス面もあるので自分がどういう人生設計をするかによってですね。















