結婚は人生の墓場だとネットで目立つ理由

ネット上に溢れる結婚への絶望感は本当なの?

 

ネット上、SNS、各メディアのニュースやコメントを見ていると結婚生活への不満や結婚そのものへの否定的な意見が目につきます。そういうのを見てしまうと結婚そのものに魅力を感じないという人も多くいるでしょう。対して結婚は天国だ、素晴らしいものだという人も多くいますよね。

日本の離婚率が3割を超えてきているのも事実ですが再婚率も増加中となっていて、シングルの増加と同時にシングルとシングルの再婚、復縁まで増えています。時代が変化する中で結婚、再婚の傾向も変化しているように見えます。ここでは結婚が本当に人生の墓場なのか解説します。

 

公開される不満や質問は夫婦不仲に関するものが多い

夫婦問題の解説

 

例えばYahoo!知恵袋という質問回答サービスの「夫婦」をキーワードにして検索してみると、2284件ヒットします(2023年1月段階)。

 

夫婦質問検索データ参照Yahoo!知恵袋

 

この大量の夫婦に関する質問のうち夫婦関係が順調、夫婦関係が素晴らしいという質問は非常に少なく、100件閲覧してみても1割も無い印象です。

そもそも夫婦関係で人に意見を求めたり、知恵を借りたい人たちは夫婦関係に関して満足していないのです。夫婦関係が良好で人に意見を求めたり、解決策を探す必要は無いのです。

 

夫婦関係=結婚で不満を持っている人がネット上で目立つ

 

ツイッターで夫婦関係に悩む人のツイートを検索すれば知恵袋と同様に圧倒的に、不満や悩みをツイートしているのがわかります。中でも妻側の匿名による夫への発言は目に余るほどの悪態であることもあって、どうしてここまでパートナーを罵倒して一緒にいるのかと悲しくなる事すらあります。

ツイートをする事でストレスを発散して問題が解決すれば救いなのですが、多くの場合パートナーに対する中傷に近い批判、酷い扱いを受けたといった不満を垂れ流しているので非常に目立ちますね。

 

夫婦がラブラブで日々幸せな人たちのネットでの情報発信が少ない

夫婦の不満がネット上に多い

 

対して夫婦生活が円満でパートナーとの日々に満足している人達の情報が、夫婦問題で悩んでいる人の情報に比べると少ないのが現状です。「今日も本当に夫の凄さを感じた」とか「妻が好きすぎて本当に仕事を頑張る気しかしない」といった微笑ましいツイート、質問が少ないです。

 

人は満足しているとわざわざ他人に情報を発信しない

 

夫婦円満、妻や夫が大好きで毎日最高の結婚生活をしている人達は、Yahoo!知恵袋で「幸せすぎて毎日最高ですが、大丈夫ですか?」とか「妻を愛しているし妻も愛してくれます」とか発信しない人が多いです。

不満や悩みがあるからSNSで感情を爆発させているし、人から同意してほしいものです。質問をして慰めてほしいし、現状を打破する方法を知ろうとします。本当なら一人で行動して解決しないと事は進まないのですが、それが出来ないから余計に状況も悪化しています。

 

ネットの情報だけを見て結婚に悲観するのは間違い

結婚に不満

 

2023年現在の離婚率は3組に1組。10カップルがいれば3カップルは離婚しています。このうち、再婚者が含まれる(片方が再婚者、両方が再婚者)婚姻数が3割程度となっています。

離婚しても3割が再婚しているので、実質離婚しても再婚率も低くは無いと言えそうです。少なくとも1回結婚しているので、結婚の良さを分かっている人も多いはずですから再婚率も低く無いのかもしれません。

 

ネットで妻や夫の不満を訴える人は既婚者の一部

 

結婚生活をしていると悪い事ばかりではありません。多くの夫婦には多少の不満はあるもののそれを上回る良さを理解しているので関係性が崩れずに維持できているものです。

ネットで目につきやすい結婚生活に対する不満、悩みは全ての既婚者に当てはまる事はありません。それぞれが上手に問題を解決して関係を維持しています。

 

夫婦の不満で最も多いのは何?

夫婦の不満

 

夫婦生活での不満を見ていると共通した事に対して悩んでいるように見えます。Yahoo!知恵袋を500件閲覧して何を不満に思っているのか集計してみました。

 

夫婦生活の不満ランキング 夫婦生活の不満内容
1位 夫・妻からのモラハラ
2位 夫婦間の家事分担
3位 レス問題・回数が多い少ない
4位 子育て・子供に関する問題
5位 性格不一致・価値観の違い
6位 愛情が無い・冷たい・不倫
7位 離婚方法・離婚すべきか
8位 金銭問題・給料問題
9位 親類問題
10位 住宅問題・住宅ローン

 

Yahoo!知恵袋で最も目立つのが、夫の妻に対する態度です。妻を見下したり、妻に対して強く当たったり日頃からストレスを与えていて不満を募らせています。

時代が変わったのか逆に妻が夫に対して精神的な圧をかけている悩みも増えている印象です。給料に対してなじったり、時に差別的な言葉を投げている例もあります。

大きく分けて、日頃の生活上の性格不一致か不倫かお金か・・・この結果は過去10年前から大きく変わってないのです。いつまでも夫婦関係で悩むのは変わっていません。ネットを介して目立っているのは事実ですが、問題自体は昔から同じなのかもしれません。

 

時代を象徴するのはモラハラ。男女平等も影響?

 

時代は令和となり男女を分けて考える事自体がナンセンスとされます。当然の事ですがこのことが女性の意識を変える事になって家庭内でも夫が妻にモラハラされるという悩みも増えています。

しかし圧倒的に多いのが夫から妻に対するモラハラ、DVです。妻が我慢しなくても良い時代になったことで、昔のように夫が好き勝手にできない時代になったと言えそうです。

 

良好な結婚生活を維持している夫婦の特徴

良好な夫婦関係を維持している人

 

非常に目立つ夫婦関係が悪化している、夫婦関係が破綻しているのと違って夫婦関係が良好な人たちはどういう特徴があるのかも調べました。

 

夫婦円満ランキング 夫婦円満の方法
1位 愛情表現・思いやりの継続
2位 価値観のすり合わせ・話し合い
3位 家事の共有・分担をする
4位 日々の出来事を互いに聞く
5位 経済的な不満を持たない努力
6位 異性問題に気を付ける
7位 性的問題をすりあわせ解決
8位 ギャンブル・借金問題を持たない
9位 ケンカしても長引かせない
10位 親類・子供に対する問題を持たない

 

夫婦問題を解決できる組み合わせと環境かどうかがカギ

 

多くの資料を見ていて感じるのが円満夫婦として生活できている理由として、夫と妻の組み合わせによっては、夫が良くても妻が応じないとか、妻が問題と思っても夫は問題だと認識できないとかの根本的な所で話し合いにならないというケースもあるようです。

対して円満夫婦はパートナーの求めている事が理解できるので、ケンカになっても話し合いで解決できます。日頃から態度を気にかけて様子がおかしいと思えば、自ら言葉を掛けられる人までいます。

夫婦円満を維持できている理由を知れば、それがどうしても出来ないなら関係が悪化してしまう可能性もあるでしょう。

 

結論:結婚は墓場とは言い切れない

目立ちやすいのが夫婦の悪いほうの情報です。離婚率は昨今高止まりしていますが3割程度は維持しています。7割は離婚せずに維持しています。更に離婚経験のある人を含めた再婚率も3割程度あります。比率から見る限り半数を大きく超える人たちが結婚している上に、再婚をしています。もしも結婚が墓場ならば、離婚率はもっと上がるはずで、一度離婚して再婚する率も無いでしょう。しかし現実には離婚を経験しても、再度結婚する人もいます。結婚はパートナーによって大きく変化する事、環境や考え方が変われば変化する事の表れと言えます。結婚は墓場ではなく自分に合った相手を見つける事とパートナーを理解することで夫婦関係は良好に維持できそうです。

 

 

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